APEX SM-10RE 18inchx10J+36 5x130mm 71.6mm PORSCHE/ポルシェ

多くのモータースポーツホイールは軽量化を優先しますが、ハイグリップタイヤやダウンフォースによる負荷が大きい場合は強度が重要です。SM-10REはRSバージョンより約30%強度を向上させています。

ホイール剛性は見落とされがちですが、SM-10REはSprint Lineバージョンより約20-25%剛性を向上。剛性の高いスポークはキャンバー変化を抑制し、タイヤの外側摩耗を減らし、フィーリングとレスポンスを向上させます。

Enduro仕様のインナーリップを採用。通常より50%の補強が施され、サーキットやストリートの過酷な環境に対応しています。

フロントリップ部分に追加補強を施し、耐久性を向上。サーキットの縁石に攻め込んでも安心。EnduroリップとSprint Lineリップの違いを容易に判別できます。

鍛造ホイールの強度を最大化するために、10,000トンの鍛造プレスを使用。極めて高い圧力により、アルミニウムの気孔を排除し、粒子構造を改善することで強度を向上させています。

多くのメーカーは、モータースポーツ用途ではないサードパーティ製のブランクを使用していますが、これによりサイズ、コンケイブ形状、スポークデザイン、ブレーキクリアランスが制限される可能性があります。当社は完全に独自設計のブランクプロファイルを作成し、最終製品を完全にコントロールできるようにしました。

SM-10REの特徴的なデザインの一つが、幅広く深いサイドミルドスポーク。強度を犠牲にせず、CNCボールカッターで不要な材料を削減し、驚くほど軽量な耐久性ホイールを実現しました。

高応力部を補強し、強度向上に寄与しない部分の材料を削減するためにFEA（有限要素解析）を実施。RSバージョンと比較して強度を大幅に向上させつつ、重量増加を最小限に抑えています。

Apexは、コンピュータシミュレーションや社内テストのみに頼ることなく、独立機関でのテストを実施。ミシガン州のITSにて、JWL基準を超える負荷や長時間の耐久テストを行い、安全性を確認しています。

Apexは創業当初から、大径ブレーキに対応するホイールの開発を目指してきました。3Dスキャン技術を用い、車両ごとに最適なスポークプロファイルを設計し、高クリアランスバレルデザインを採用しています。

新しい鍛造技術により、可能な限り深いコンケイブデザインを実現。フラットからディープまで、純正およびアフターマーケットブレーキキットに最適化されたデザインを提供します。

トラックデイや日常走行で、急加速や急制動によるタイヤのビードスリップを防止。ナール加工ビードは塗装が施されると効果が低減しますが、Apexの鍛造ホイールは無塗装仕様で最大限のグリップを確保。

軽量化と回転慣性の低減のため、外周バレルの塗装を削減。わずかな軽量化でも、加速・減速への影響が大きい外周部分ではその効果が顕著に現れます。

多くのサーキットイベントではセンターキャップの取り外しが推奨されています。重量を削減しつつ、耐久性を損なわないように設計されたキャップレスハブデザインを採用。

APEXのすべてのホイールは、大型レーシングラグやインパクトソケットに対応し、迅速なホイール交換を可能にしています。

2100ポンドの高荷重対応のために厚みを増した部分にCNC加工でポケットを設け、回転慣性を低減。高負荷に対応しながらも軽量化を実現。

視認性を向上させるため、Enduroホイールのスペックはバレル部分にレーザー刻印。時間が経っても判別しやすい設計です。